コラム

虫

テレビや新聞などでもよく目にする異物混入が、ハエやゴキブリなどの衛生害虫を含む、虫の混入です。

金属

金属片や缶のクズ、ボルトやナットなどの金属も、異物混入苦情に占める割合が多くなっています。金属が食品に混入した場合、重篤な危害につながる可能性があるので、注意が必要です。

毛髪

飲食店に多い異物混入苦情の1つが、毛髪です。調理中だけではなく提供中の不注意によっても、毛髪が混入する恐れがあります。

他にも、プラスチックやゴム、ガラス片やビニール、刃物や針など、様々な種類の異物混入可能性があります。

プラスチック製の調理用品

家庭でも使用することが多い、プラスチック製のザルや軽量カップなどの調理用品は、落とした際や熱いものを入れた際に、ヒビ割れしやすいので注意が必要です。ヒビ割れしたことに気付かずに使用していると、破損してプラスチック片が混入してしまう恐れがあります。

木製のまな板

吸水性の高い木製のまな板は、雑菌が繁殖しやすくなります。また、木製のまな板は傷が入りやすく、欠けた木片が混入してしまう可能性があります。

包丁

包丁の刃こぼれによって欠けた金属片が食品に混入すると、重篤な危険につながる恐れがあります。刃こぼれはサビだけではなく、塩素系の洗剤や漂白剤、塩分や酸性の強い食材などが原因で起こります。

作業開始前の点検

調理などの作業を始める前に、毎日用品を確認しましょう。作業開始前に点検することで、用品の割れや欠けなどがいつ生じたのかを把握することができます。

休憩前の点検

休憩前にも点検が欠かせません。こまめに点検することで、製品を出荷する前に異物混入に気付くことができます。

終業後の点検

調理などの作業を終えた後にも、毎日用品を確認しましょう。用品の数や状態を確認することで、交換時期を知ることができます。